5人が本棚に入れています
本棚に追加
笹原「さぁ皆さんお乗りになって」
水村「は、はぁ」
フウゥウン―っと思った以上の早さでエレベーターは上昇していく。
笹原「皆さんご覧になって」
と言われた方向を見るとガラス張りになっており、景色が一望できる。
片桐「す、すげぇ」
進藤「なんも言えねぇ」
水村「……」
笹原「水村さま、どうかされましたか?」
水村はガタガタと震え、こう言った。
水村「た、高いよぉ……」
『女子か!!!』
水村「高所恐怖性は仕方ないだろ……」
笹原「いや女々しすぎですよ!」
従業員A「さ、早紀さま?」
笹原「は! 私としたことか、はしたない」
っと笹原は言うが、従業員Aは笹原の罵声を聞き愕然としたのであった。
最初のコメントを投稿しよう!