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俺の親父。
今じゃ只のショボくれたオッサンですが昔は某有名企業でブイブイいわせてました。
某有名企業の社員が棒すぎるwwwwwとはまさにこのことですね、はい。
まあお陰で俺は夢の独り暮らしを始めることができた訳ですが。
そんなことはさておき。
「……なんで来てるんすか?」
「かがみんは俺の嫁」
会話不全かよ、この野郎。
暫くの間、少しイカ臭い俺の部屋を沈黙が支配しました。
すると親父がまるで友達の家に来た時の中学生がする「お前のエロ本見せてよ」的なテンションで引き出しを漁りだしました。てかもう中学生だろ、こいつ。
「おお、お前中々いい趣味してるじゃん。この『女装山脈』っていうの借りていい?」
「それはらめえええぇ!!」
それから少し経ち、俺と親父は少し古いゲームを始めました。
「ちょwwwwwおまwwwwwwwそのハメは鬼畜すぐるwwwwwww」
「ざまあwwwwwww皇帝ナメんなよwwwwwメテオwwwwwメテオwwwwwww」
時刻は18時半。
未だに親父は帰る気配を見せません。
それで……なんていうか、その、ムラムラしてきましてね、私。
よく授業の1限目とかに陥るあれです。
ここはさっさと親父に帰ってもらいましょうかね。
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