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最初に、はっきり断っておこうと思う。
これは、物語とは到底言えない話だ。
前進がければ、後退もない。
進展しなければ、発展もしない。
前途多難でもないし、敵が現れるわけでも、特殊な能力に目覚めるわけでもない。
ファンタジックな展開が待ってたりもしないし、世界を救ったりなんかもしない。
数々の出会いがあるわけでも、官能的な展開を見せるわけでもない。
日記のようなものと言えば、わかりやすいのかもしれない。
月並みで人並みで並々な、ごくありふれた青春の一ページに過ぎない話だ。
ラノベのようなものと言えば、もっとわかりやすい。
これは、俺と幼馴染みの女の子のノロケ話なのだ。
もっと言えば、イチャイチャして、キャッキャッウフフして、にゃんにゃんしてる所を見せつけるだけの話なのだ
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