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「はいはいどちら様で?」
卒業と共に家を追い出され、やむなく引っ越したボロアパートへの初めてのお客さんだったから僕ちんびっくりしちゃったてへぺろ☆とか心の内で呟きながら玄関の扉を開ける。
「私だ」
大佐であられましたかwwwwwいや王と呼ぶべきかww私は今王の前にいるwwwww
「お前かwなんだどうしたわざわざうちまで来おってからにww暇か?自宅の警備はどうしたほらww」
「おめーに言われたかねーよwたったの1Kしかない部屋のくせに待たせやがって……忙しいってか?自宅の警備も大変だな」
嫌みかwww
さも不快そうな顔をしながらずかずかと部屋に上がり込む警備員仲間の伊織くん。
そのままの足で彼は真っ直ぐにトイレに向かうと、すぐに中から鍵を閉める音がした。
そして一時間が経過した。
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