入学式

14/16
前へ
/16ページ
次へ
「と、とりあえず俺らも座るか」 「あっ…あぁ」 そして数分後… 「キーンコーンカーンコーン」 チャイムが鳴る。 その瞬間、教室の扉が開いた。 「ガラガラガラ」 ドアが開き、眼鏡の男が教卓の上に立った。 「今日からお前らの担任になった秋山だ。 はぁー、今から出席とっていくから返事して手上げろー」 なんとも面倒くさそうにため息をつき名前を呼んでいく。 「よ~し、全員いるな。後10分ぐらいで式が始まるから、それまでに体育館に集合な~」 「分かったか?じゃあ号令してくれ。えーっと、じゃあキミ号令してくれ。」 「お、俺ですか!?」 先生に指されたのは集だった。 「うん、キミだよ」 「はい、じゃあ気を付け、礼」 「ありがとうございました。」 号令が終わると先生は、すぐに教室から出て行った。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加