2人が本棚に入れています
本棚に追加
「と、とりあえず俺らも座るか」
「あっ…あぁ」
そして数分後…
「キーンコーンカーンコーン」
チャイムが鳴る。
その瞬間、教室の扉が開いた。
「ガラガラガラ」
ドアが開き、眼鏡の男が教卓の上に立った。
「今日からお前らの担任になった秋山だ。
はぁー、今から出席とっていくから返事して手上げろー」
なんとも面倒くさそうにため息をつき名前を呼んでいく。
「よ~し、全員いるな。後10分ぐらいで式が始まるから、それまでに体育館に集合な~」
「分かったか?じゃあ号令してくれ。えーっと、じゃあキミ号令してくれ。」
「お、俺ですか!?」
先生に指されたのは集だった。
「うん、キミだよ」
「はい、じゃあ気を付け、礼」
「ありがとうございました。」
号令が終わると先生は、すぐに教室から出て行った。
最初のコメントを投稿しよう!