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「やばっ!もう行かないと」
時計を見ると時刻は7時30分をまわっていた
「ブーブーブー」
数秒してから携帯のバイブ音が鳴る。
「誰だよ!?いま急いでるのに!」
「ったく、はいもしもし?」
「集!早くしろよ!入学式に遅れちまうぞ?」
電話を掛けてきたのは、同じ中学校に通っていた鈴原 健人(すずはら けんと)であった。
前日、一緒に学校へ行こうと約束していたのである。
因みに、こいつは俺の親友だ。
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