【二休目】 仕事

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「―――お前は嘘つきだな」 不意に、体が熱く感じた。 「――自分の身を挺して友人を庇った訳だが」 急に。 何故、 熱く 「お前のその行為は労力に見合ったのか?」 叫んでる。チルノ、ちゃんが… こっちに向けて――――泣きながら 「お前の偽善は〝良い奴″なのかも知れないが私からしてみれば――」 嗚呼、違う。チルノちゃんは叫んでいない。 ただ、泣いているだけだ―――――この叫び声は 「―――〝悪い奴″にしか見えないね」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁっ!!!」 ――私の、声だ 掴まれた肩から燃え上がる炎は彼女を焼き殺さんと燃え続ける。 その炎はまるで、彼女――藤原妹紅の狂気を体現したかのような炎だった。
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