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先生「しーずーかーに!!早風は、春香の隣な!」
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春香「は…はい。」
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ガタッ…
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春香「よろしくねっ((ニコ」
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杏里「ああ…。」
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反応が微妙なのは置いといて、
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しっかし、近くで見るとやはり可愛いい。
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サラサラな二つ結びの茶髪
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細い足
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感情を読むことができない水色と黄色の透き通った瞳。
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可愛いい三点セット全てをかね揃えている。
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キーンコーンカーンコーン…
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ガラッ
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あ、もう授業だっけ…
しかも、朝から中島先生の数学だなんて…
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中島先生「ーーーはいここわかる人ー」
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しーーん…
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誰も居ない…
当たり前さ。
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授業がつまらない過ぎてみんな寝ているから…
起きているのはクラスの半分以下かな。
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すっ…
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杏里「分かります」
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中島先生「おお!!転入初日からいい調子だな!早風、言ってみなさい」
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杏里「X=12です。」
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中島先生「正解!!素晴らしいよ!」
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春香「凄いね、杏里ちゃん」
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杏里「凄くない…」
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この顔立ちでしかも、頭いいとかもうモテないわけないよね。
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春香「杏里ちゃんモテるの?」
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杏里「あんたには関係ない。」
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なっ…!!
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性格悪!
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キーンコーンカーンコーン
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「ありがとうございました」
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あずみ「春香~!杏里ちゃんの隣いいなー…」
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春香「そんなことないよ…性格めっちゃ悪いよ…」
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あずみは私の大親友!
だからなんでも話せちゃうんだよね。
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あずみ「ええっ!!それは大スクープだね!!」
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春香「自分の事は誰にも話さないの。まさにファンタスティックって感じ。」
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あずみ「ファンタスティックガールねぇ…」
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