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『今日は、マネージャー インフルエンザにかかったみたいなのよ。 でもこうたピザ好きでしょ?』 そういいながら母親は、出前のピザをテーブルに広げると、缶の烏龍茶を二本 目の前にだしてくる。 幸太は黙ったままコクっとうなずき 缶のプルたぶを開けてあげると一本は母親に差し出す。 『ありがと。 いただきます。 ほんと、こうたはしっかりもので助かるわ。』 ニコニコとそういう母をチラッと見て 幸太は『うん…』 とつぶやくように言って また黙々とピザにかじりついた。
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