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土方 歳三side
やっと対談が終わって、面倒くせぇ日程が国から発布された。
総司と斉藤は今日にあたって、総司に至っては面倒くさいとかぶつぶつ毒づきながら特訓場に向かっていったが。
昼飯も食って、とりあえずかっちゃんが逃げた書類仕事を上げていく。
タバコを吸いつつ、一休みしていると玄関から声がした。
「すいませーん!
犬飼 真琴ですが、
土方さんはいらっしゃいますかーッ!!」
「ッ!!」
お、俺かッ!!
真琴から来るなんざ、何かあったのか!?
元々ギルドは避けて通る真琴が?
零の入学やら、勇者の護衛やらで最近ずっとすれ違いだった…
会えても他のヤツも居やがってろくに話しも出来ねぇからなぁ
ゆっくり話しとかもしたいしなぁ
…そういえば…
今は総司のヤツも斉藤も居ねぇ!
千載一遇のチャンス!ってヤツじゃねぇかッ!!
ハッと思考が真琴が俺に会いに来た事で急いでタバコを揉み消し、部屋を慌ただしく出て、韋駄天と言われた走りで玄関へと向かっていく。
「真琴!」
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