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真っ白な空間の中目が覚めると、目の前には
イケメソがいた。
「…滅べ」
「何で!?」
真っ白なローブをきて、後光?らしきものが差しとる。
「あー、すいません…
本音がつい。
で、神様が何ですか?」
だいたい、予想はつく。
ヤツとは違う場所にいるってことは…ねぇ?
冷めた感じに聞くとイケメソがモジモジし始めた。
うぜ…
「いや…
その君は勇者召喚に巻き込まれたでしょう?
何て言うか…
その…
僕のミスって言うか…」
モジモジ、イジイジ。
犬飼真琴18歳。
何だかイライラする☆
「はっきり言えよ」
思わずドスがきいちゃた☆テヘ
「はいッ!!
君を帰してあげようとしたら、ミスって、向こうの世界で君は死んだ事になってしまいましたッ!!」
ズザァッ!!
わぁースバラシイ、
スライディング土下座☆
「何て言うかボケェッ!!」
「ヒィッ!!」
だいたい予想はしていたけど、面倒くせぇなぁ
フゥ、とため息をつくと、怯えた顔の神様を眺める。
「て事は、僕もヤツと同じ世界に行けと。
何らかの力は寄越すよね?」
ニッコリ笑顔で聞くと、神様は直立不動の敬礼をした。
「はいッ!!もちろんですッ!!」
「何でも良いの?」
「…モノにもよります」
あっそ。
出来れば、チートだよね。
ヤツと関わらずに生きる為には必要不可欠。
未だに怯えてる神様に、ニッコリ優しく笑ってあげると、またびくびくし始めた。
失礼な。
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