終わりからの~ハジマリ!

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「取り敢えず、行く世界ってどんなとこ?」 「えっと… 魔法の発達した世界だよ。 何て言うか、平行世界の一つなんだ。 人物的な時代設計はまだ幕末位だけど、物質的な時代設計は平成位が入り交じっているよ。 幕末って言っても、争いは人間対魔王だから、人間とかは仲良しな感じだよ。 一応、エルフや獣人、魔物とかいろいろいる世界だね」 ふむ。 ファンタジー+和風かな。 平行世界ってのは、予想ガイです。 「じゃあ、 身体能力最高。 魔力無限。 魔法属性全て。 世界知識の認知。 そして、『自己または、他を設定する能力』 が欲しい。 不老不死は要らないし、 命の創造はしない。 どぉ? 出来る?」 僕の欲しい力。 かなりチートだねッ!! 神様は少し難しい顔をしてから、コクリと頷いた。 「…わかった。 でも、君の言う力は、かなり強大だ。 勇者よりずっと大きな力だ。 下手をすれば、僕と同等、君がしないって言ってたのを含むと僕よりちょっと下位だよ… だから、馴染むまで少し時間が必要だよ。 それこそ、向こうで赤ちゃんからやり直しが必要な位…」 赤ちゃん? いや…面倒い… 「ねぇ、取り敢えずさ、 今の姿で、勇者が現れる10年位前に送って、10年間は体の成長止めてよ。 1からは大変だもん」
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