終わりからの~ハジマリ!

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そう言うと神様はしっぶい顔をした。 どんな顔でもイケメソって… 本当、滅べばいいのに… 「しかし…それだと、 体に異常が生じて、子供作れ無くなるよ?」 まぁ、さすがに10年も姿が変わらないってのは異常だよね… 「いいよ。 これも力の代償だと思う事にするから」 答えると、神様はしょんぼりしてぶつぶつ考え始めた。 「…で……ってすれば……あと………」 「おーい、神様ー?」 呼び掛けると、思考が終わったのか晴れやかな笑顔で勢い良く顔あげる。 「わかったよッ!! 任せて! 君が幸せになれるように、なんとかするよ! そうと決まったら! 行ってらっしゃいッ!!」 ガッツリ笑顔で、神様は僕の足元に魔方陣を展開させやがった。 「後で説明書つけとくね!」 ピカーッ!! 「またかッ!!コノヤローッ!!」 そして、僕の異世界ライフは幕をあけた。
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