終わりの始まり

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時は、一万年前に遡る。人は知識を持つロボット総じてミカエルと共に暮らしていた。しかしある一人の男が封印された謎のロボットルシファーを呼び覚まし世界を混乱に陥れた。時は経ち西暦3042年人々は、汚染され住めなくなった地球を離れ別の星へと移り住んだ。そして今、堕天ルシファーのパイロット イアン・ラナンの物語が始まる。…(ずっと力が欲しかった。ただ成す統べなくただじっと目の前で、家族が死ぬのを見たあの日から) イアン 「…またあの日の夢か」あれから、10年。17歳になった俺は第二地球で暮らしている。この世界は一見すると平和みたいだが実は違う。地球汚染の原因で在る星纏ミカエルを有する組織ラグナロクによって支配されている。当然反抗する人々も居る。しかし、全て不発に終わる。それもそのはず、ラグナロクが所有する星纏ミカエルは一夜にして、日本ぐらいなら文字通り焦土と化すだろう。しかし今日、世界は変わる、俺と堕天ルシファーによって。
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