氷の花
3/5
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
5ページ
寒いのは苦手だ。それに本の続きを読みたい。 「わかった。少し待ってろ」 気持ちとは裏腹に、寝間着代わりのスエットを脱ぎ、着替え、コートを羽織る。 向かう先は近所の公園。ガキの頃よく二人で遊んだ場所。ベンチに座り、俺は珈琲、彼女は紅茶。近くの自販機で買った。 互いに星を見るのは好きだ。生憎俺は星座は知らない。彼女はその辺り俺と違って詳しい。 あれはそれ、これはあれなどと指差しレクチャーしてくれる。
/
5ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
0
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!