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ーーーそれから数日後。
「うぎゃあああああああああんっ!」
「ふえええええええええええんっ!」
二つの元気な泣き声が、病室にこだまする。
「ほらほらーー、二人とも泣き止んでーーパパだよーー」
「「ほぎゃああああああああっ!!」」←←
獅桔はあの手この手であやそうとするが、全く効果がない。
「み、樒影ーー(泣)」
お手上げ状態の獅桔の様子を見ながら、樒影はクスクスと笑う。
「頑張れパパー♪」
「え! 笑ってないで助けてよーー><」
よいしょ、と樒影が一人を抱き上げるとユラユラと揺らし始める。
「ほら、獅桔も一緒にやって♪」
「う、うん」
すると、徐々に二人は泣き止み再び寝息を立て始めた。
「なんだ、寂しかったのかーーそっかそっか」
自身と同じ金髪をした赤ちゃんに、獅桔は頬を綻ばせる。
「そういえば、獅桔」
「ん??」
「先生から聞いたよー」
「? 何を??」
ユラユラと赤ちゃんと揺らしながら、獅桔はキョトンと目を丸くした。
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