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とりあえず今あったことは忘れてスライムに受けたダメージもだいぶ回復してきたし村にいこうかな
~和の国の北の村~
「やっとついたよ~」
かなり疲れた俺はとりあえずなんか食い物をと飯屋に入る
「サーセン101Gでなんか食えませんか?」
しかし客は愚か店員の姿すら見えない
「腹減ったのになぁ」
店からでると広場らしき場所に人が集まっていたのでそこへ行ってみるとどうやら祭りかなにかのようだ
とりあえず近くにいた男性に話しかけてみることにした
「なんかの祭りっすか?」
「ん?あぁよそもんか
まぁ似たようなもんさ!
あんたもみてくかい?」
「見てくって何を?」
「なにって見てわからないか?」
そういわれて広場の中心を見てみる
決して低くはないが高くもない俺の背からでも十分見える位置にそれはあった
「なんだよあれ…」
俺の目に入ってきたのは十字架、十字架に巻き付いている鎖、そして…
「単なる魔女狩りだよ」
鎖に巻き付かれたまだ幼いであろう少女の姿だった…
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