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俺は文句を言いつつも母に引きずられ和の国とは思えない洋風な城の中へと入っていった
「王様いますかー？」
「すみませんがアポイントメントはお取りになっていますでしょうか？」
「知るかんなもの
王様出せやコラ！」
このバカは何も連絡せずに(まぁする暇なんてなかったか)王様に会おうとしている
そんなことできるわけ…
「了解いたしました
しばしお待ちを」
了解しちゃうんだ！！
そこ了解しちゃうんだ！！
なんだこの城は
国のトップがいんのに無用心じゃないか！？
そう思ったが城の中には行けないとはいえ目の前まで魔法で来ることができ、さらに城の中に入るまでは絶賛爆睡中の門番しかいなかったことからも無用心さはうかがえるのか
魔王に世界滅ぼされそうってのに随分と平和なこったぁ
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