~夕紀の真実~

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吉「はい、みんなおはよぉー!!」 そう言って教室に入っていく先生の後に私はついて行った みんな私の存在に気づき、ざわざわし出す 夕(き、緊張する~(汗)) そう思って、下を向いて立っている私を見て 先生が代わりに自己紹介をしてくれた 吉「はい、隣町の桜央から来た柏葉 夕紀ちゃんです! みんな分からないことは教えてあげないとダメよ~(笑)」 そう言って、1番後ろの空いている席を先生は指差した 吉「あそこが席ね!」 夕「は、はい!」 そう言って、あまり目立ちたくないと思った私は少し速く歩いた そしてホームルームが終わると、1人の女子が私の前に立った 麗「私、荒井 麗奈!よろしくね(笑)」 夕「あっ、はい!えっと、よろしくお願いします!!」 人見知りな性格をしているが、今回ばかりは周りが誰も知らないので助かった 麗「麗奈でいいからね!柏葉さんは、前の学校ではなんて呼ばれてたの?」 夕「ええっと、女の子が呼んでくれてたのは…………『夕紀』かな//////////////(恥)」 自分で自分の名前を言うのが、かなり恥ずかしかったので 私は顔を赤くして、下を向いてしまった
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