~夕紀の真実~

25/62
前へ
/637ページ
次へ
私はふと彼の方を見ると、彼もこちらを見ていた 私は麗奈と先生の言葉を思い出したが、やっぱり私にはそこまで悪い人には見えなかった だからと言って、彼の誘いに乗るのは翔に悪いという思いもあった だから私はわざと彼の方を見ないように授業を受けていた 1時間目が終わり休み時間になったので、私は紙を持って麗奈の所に行った 夕「麗奈~、どうしたらいいと思う?」 麗「えっ、なにが?」 首を傾げる麗奈に私はさっきの紙を渡した すると麗奈の表情はまた一気に変わった 麗「夕紀!あいつに騙されちゃだめ! あいつは夕紀を遊び相手にしか思ってないよ!!!」 そう言い麗奈は紙を持って、彼の所まで行った そして彼の机にその紙を叩きつけた 麗「これなんなの!!夕紀に近づかないでって言ったでしょ!?」 俊「なんだよ、俺は夕紀ちゃんに用があるんだぜ 部外者は引っ込んでろよ!」 彼は強い言い方をして麗奈に言ったが、麗奈も負けずに睨みつけていた 女1「麗奈、どうしたの?」 女2「安藤!あんたまたなんかしたの!?」 そう言い、麗奈の友達らしき人たちが麗奈の元へ来た するとだんだん、麗奈の味方につくように男子も女子も麗奈の後ろに立った
/637ページ

最初のコメントを投稿しよう!

419人が本棚に入れています
本棚に追加