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次の日、いつものように私は麗奈と一緒にいた
夕「麗奈~、一緒に帰ろうよ!」
玲「あっ、ごめん!今日は春とデートの約束してるから(笑)
ほんとごめんね!」
麗奈が言う『春』とは、『山本 春』と言う麗奈の彼氏
前に話してくれた香里奈と同じで、中学からの付き合いらしい
夕「そっかぁ、楽しんできてね(笑)」
麗「うん!夕紀だって、明日彼氏がこっちに来るんでしょ?
月曜日に話はたっぷり聞かせてもらうからね!!」
そう言い麗奈は隣のクラスの春君の所に行ってしまった
ちなみに、私に彼氏がいることは麗奈しか知らない
夕「私も帰ろ…」
そうしてイヤホンをつけて音楽を聞きながら、家に向かって歩いていると
いきなり肩を掴まれた
夕「キャァ!なに?」
俊「俺だよ、夕紀ちゃん(笑)」
夕「あ、安藤君……」
あの一件以来、安藤君とは一言も話してなかったので
びっくりしたが、そんなことよりも逃げる方が先だと思い
走ろうとすると、安藤君に止められた
俊「待ってよ、夕紀ちゃん!実は話があるんだ」
夕「私はないから……」
そう言い、安藤君を避けて歩いていこうとすると
予想もしてなかったことを言われた
俊「二宮 翔、いい男だね(笑)」
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