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私は明日香の発言に内心戸惑った
だけど言うしかなかった
夕「そうだよ！私の新しい彼氏なの(笑)」
作った笑顔で言う私に優香ちゃんが怒った口調で言った
優「ふざけんじゃねぇーよ！ニノ君はどうしたんだよ！
ニノ君と昨日までずっと連絡取り合ってたんじゃねぇのかよ！！」
夕「……うん、取り合ってたよ(笑)」
明「夕紀、何笑ってるの？意味わかんないよ……
夕紀、ニノ君のこと好きじゃないの？」
２人は私の作り笑いに気がつかなかった
だからこそ、本気で私に対して怒っている
夕「……
……人は変わるよ」
私はただ、こうして２人を突き放すしか方法がなかった
本当は変わってないって言いたい
優香ちゃんには悪いけど、翔は私の彼氏だって胸張って言いたい
でも………
矛盾を抱えている私の心には、もはや何が正論かすらも分からなくなっていた
唯一、分かることは私がこの立場に立たなければ翔が危ないということだけ
その１つしか分からなくても、私は動けた
どんな状況になろうとも、私の気持ちは変わらないから
離れることを選んでも、私は…
……翔が大好き
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