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夕「み、みんなが！！」
私はたぶん、優香ちゃんと明日香が話したんだろうとは思い驚いた
驚きと共に私は俊君に怒らなければならないことがあった
夕「ヤクザの人たちからの連絡なんでしょ？
もう手は出さないって約束したんだから、これ以上みんなの周りにヤクザの人たちを「勘違いするな！！」
私の声を遮り、俊君は大きな声で続けた
俊「俺は約束は必ず守る男だ…
二宮君との別れを選んだ時点で、とっくにヤクザたちは二宮君たちから離してある」
夕「じゃあ、なんでそんな情報が……」
驚きを隠せない私に、俊君は微笑みながら言った
俊「頭のいい夕紀だ……
本当は分かっているんじゃないのか？」
確かに考えられるのは１つしかない
でも、その１つを信じたくなかった
下を向いている私に俊君は言った
俊「察しの通り、君たち仲間の中に１人…
……俺と繋がっている者がいる」
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