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みんな私の言葉を聞き黙ってしまったので、私は微笑みながら続けた
夕「生暖かい恋愛ごっこなんてやってる年じゃないもん(笑)」
その一言で拓君は私に殴りかかろうとした
それを静君が必死に止める
拓「ふざけんなよ！恋愛ごっこってなんだよ！柏葉ちゃんはニノに対して本気だったんじゃなかったのかよ！！」
夕（本気だったよ、いや『本気だった』じゃなくて『本気だよ』
本気だからこそ、この道しかないの）
そう思い、私は言った
夕「あの時は気づかなかったの、本当の自分に…」
麻「やめてよ！そんな夕紀見たくないよ！！」
麻由が泣きながら私に言う
夕「見たくないなら帰ってもらっていいよ(笑)
私もみんなとは縁を切りたいから！」
夕（麻由、ごめんね…）
私は麻由には話したかったが、本当に裏切り者がいるなら
話したらばれてしまう
それだけは避けたかった
静「それが本心ならなぜニノから貰ったネックレスつけてんだよ！それは今の彼氏もニノも裏切ってんじゃないのか？」
さすがは静君…
確かに私はネックレスをつけている
これだけは俊君に何を言われても、はずすことができなかった
これは私が翔から貰った、最初のプレゼントだから…
夕「こ、これはただかわいいからつけてるだけ！特に意味はないよ…」
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