~夕紀の真実~

53/62
前へ
/637ページ
次へ
優香ちゃんは怒った顔をして私の前に立った 優「ニノ君にはなんで他に好きな人がいるって言わなかったの?」 これに対しても、私は言い訳を通すしかなかった 夕「浮気みたいなものもしてみたかったから(笑)」 と言うと、優香ちゃんは思いっきり私の頬をひっぱたいた 私はその勢いで倒れてしまった 優「夕紀はニノ君の優しさを利用したんだね… ニノ君の優しさを利用し、自己満足のためにだけ動いた ニノ君の、ニノ君の優しさを…」 夕「………」 何も言えない私に優香ちゃんは続けた 優「自分自身のために、あんたはニノ君の優しさを利用した!!!!」 明「優香、もうやめなよ!こんな事しても意味ないよ!!」 明日香は優香ちゃんを止めようとするが優香ちゃん止まらなかった 優「離して!こんなやつ、こんなやつなんか」 優香ちゃんはまた私を立たせもう一度はたこうとしたが誰かに手を止められた ?「やめろ……」 優香ちゃんは振り向いてその人を見た 優「えっ? ……ニノ君…」
/637ページ

最初のコメントを投稿しよう!

419人が本棚に入れています
本棚に追加