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静「まだ分かんないのか拓…お前は自ら自分が裏切り者ですって言ったことに…」
拓「俺がだと……」
静「思い出してみろ………」
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翔「…にしても、色んな写真があるなぁ…」
明「これなんか、学校内にいる写真だし……」
麻「これなんて、優香ちゃんとデートしてる時のやつじゃない？」
そう言う麻由の写真を見ると、確かに俺と優香が服を取って笑い合っている写真だった
拓「それって、ニノと優香ちゃんが旅行のために服買いに行った時のやつじゃん」
優「うん、確かそうだよ……」
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拓「こ、この会話のどこが俺が裏切り者だって証拠なんだよ！！」
静「まだ分かんないのか？
拓、お前の発言だよ……」
拓「俺の発言？」
静「ああ、なんで知ってたんだよ…ニノと大森が旅行のために服を買いに行ったって………」
拓「そ、それはニノに教えて「残念ながら！！」
慌てる拓の言葉を遮り俺は続けた
静「あの話はニノも大森も旅行のためにお互いの服を選んだなんて、恥ずかしくて誰にも言えなかったって言ってたぞ……
なのにどうして拓は知ってるんだよ！！」
拓「そ、それは……」
拓はすごい複雑な表情をしながら、下を向いた
静（拓………）
静「拓、それはお前があの２人を尾行した時に撮った写真だからじゃないのか……」
拓「…………………ふっ」
何か聞こえたので、拓の方を見ると
拓は体全身を震わせていた
静「た、拓？」
拓「ふふふ、はぁーはははははー！！！」
拓は大声で笑い出したと思ったら、急に真顔になり俺に言った
拓「そうだ、俺が裏切り者だ……」
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