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翔「………勘違いするな」
俊「なに?」
翔「俺は別に夕紀を好きになったわけじゃない
ただ夕紀をもてあそび、最後は自分の都合に合わせてゴミのように捨てたお前の行動が許せないだけだ」
俺の発言に安藤はふっと笑いながら言った
俊「まるで何かの模範解答のような言い分だな……
二宮君、君なら自分のほんとの気持ちに気づいているんじゃないのか?」
翔「………」
黙っている俺に安藤は続けた
俊「まぁいい、殴られた分はきっちりお返ししないとね(笑)
ついて来な……」
そう言い、教室を出る安藤について行こうとすると
?「あ、あのぉ!!」
と言う声が後ろから聞こえたので振り向くと、女子が1人立っていた
麗「わ、私、荒井 麗奈って言います!あなたはもしかして二宮 翔君ですか?」
翔(この子が夕紀が信頼していた……)
そう思いながら、俺は微笑んで言った
翔「麗奈でしょ?話は夕紀から聞いてるよ……
夕紀を守ってくれてありがとう(笑)」
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