~2つの大喧嘩~

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俊「おい、早くしろよ!あいつらが来たらめんどくせぇだろ!!」 不機嫌そうに廊下から顔を出しながら言う安藤 あいつらとは、おそらく先生のこと言っているのだろう 翔「ああ、分かっている……」 俺はそう言い安藤について行こうとしたが 春「二宮!!」 と、春が言うので振り返った 翔「何だよ、春?」 春「しっかり決着つけてこいよ!」 そう言い、拳を俺に突きだしてきた 俺はそれを見て、微笑みながら 翔「俺が負けるかよ(笑)」 言い、拳を突きだした そうして、俺は西桜高校を出て安藤について行った 近くの河原まで行き、安藤が振り返って言った 俊「今すぐ謝るなら、許してやってもいいぞ(笑)」 俺はいつでも殴りかかれる構えをしながら、安藤を睨みつけて言った 翔「ふざけんな、俺はお前を「もう1度言う!!」 安藤は俺の声を遮り、指を鳴らした すると、10人以上のヤクザが金属バットや竹刀などを持って安藤の後ろから現れた 翔「こ、これは……」 俊「誰が直接戦うなんて言ったよ、俺が手を出すまでもない…… ………さてもう1度言う」 安藤は少し間を置いて言った 俊「今すぐ謝るなら、許してやってもいいぞ(笑)」
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