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優「そ、そんなに血が………」
私は頭を抱えて泣き叫んだ
優「いやぁーー！！
翔ぉーー(泣)」
医「落ち着いてください！！」
そう言いお医者さんは私を抱えて集中治療室から出した
私はお医者さんにしがみつき言った
優「お願いです、お願いします！！
翔を…翔を助けてください！！！(泣)」
医「もちろん、最善は尽くします！なので、ここで待っていてください！！」
そう言いお医者さんは再び集中治療室の中に入った
静「そんなに乱れて……
何を見たんだ、大森？」
震えた声で聞く静君に、私は下を向きながらゆっくり答えた
優「翔の……翔のワイシャツが血まみれに………」
私はそう言いながら、拓君の服を掴み睨みつけながら続けた
優「もし…もし翔に何かあったら、絶対許さないから！！
拓君が……拓君が翔を売ったんだ！！！」
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