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………………ってことで、今みんなとケンカ中だから………」
私は申し訳なさそうに言った
翔「優香……」
翔はそう言ってゆっくり両手を広げて続けた
翔「おいで(笑)」
優「えっ、でも「いいから(笑)」
そう遮りながら、笑顔見せる翔に私は優しく抱きついた
翔もゆっくり手を後ろに回して私を抱きしめた
優「大丈夫？痛くない？」
私は翔の体がかなり心配だった
翔「心配しなくても、自分が望んでやってることだから大丈夫だよ(笑)
それより……」
翔は左手を私の背中から頭に移動させ、なでながら続けた
翔「ありがとね、俺のために色々言ってくれて……
嬉しいよ(笑)」
優「び、びっくりした……
翔のことだから、てっきり怒られるんだと思ってた」
私がそう言うと、翔は微笑んで言った
翔「今回は誰も悪くないから…
優香が言ったことも、明日香の意見も……
拓の判断も……」
優「で、でも拓君は「優香！」
翔は私の声を遮り、続けた
翔「もし優香だったらどうする？
言うこと聞かないと俺が襲われるって言われたら、従う？従わない？」
優「そ、それは……」
私は言葉が止まってしまった
もし、そんなことがあったら私は従うに違いない
例え何を命令されても……
翔を失いたくないから
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