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翔「えっ、つまんない?」
俺が聞き返すと、優香はゆっくり頷いて言った
優「私の隣はいっっっつも空いてるし、登校だって静君と麻由がいるけど
本当は翔と一緒に行きたいし……」
少しだが、優香の目に涙が出ているのに気づいた
翔「ゆ、優香……」
優「翔がいつも隣にいてくれなきゃやだ……
なんか安心しな……んっ………」
俺は我慢できなくなり、強引に優香にキスをした
それも、今までしたことないような深いキス
少しして優香を離し、また強く抱きしめて俺は言った
翔「俺がこんなんで、近くにいてあげられなくてごめんね……
でも、俺は学校にいようが、病院にいようがずっと優香のことを考えてるよ!!」
優「ほんとぉ?」
不安そうにする優香の頭をなでて俺は続けた
翔「後、1週間で帰ってくるから……
そしたら、この1ヶ月間でしたかったこと、たくさんしような(笑)」
優「うん……約束だよ」
翔「おう、約束だ!!」
そう言い俺たちは小指を強く結んだ
優「ふふっ(笑)」
翔「何がおかしいんだよ?」
突然笑い出す優香に俺は聞いた
優「だって、あんなちゅーするから……」
翔「そ、それは…優香見てたら我慢できなくなって///////////////」
恥ずかしそうにする俺を見て、優香は言った
優「いいよ、私は……
今ここで、翔に襲われても」
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