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私は嬉しかった
こんな結果が出るとは思わなかったし、翔に選ばれたのが何よりも嬉しかった
自然と笑顔を見せる私の頭を翔はなでてくれた
翔「その笑顔がすごい好きだよ(笑)」
優「じゃあ、ずっとこのままでいてあげてもいいよ(笑)」
そう言い笑い合っていると、看護士さんが来た
看「はい、移動する部屋決まりましたよ!」
そう言い俺は看護士さんについていこうとすると、看護士さんは急に振り向いて言った
看「優香ちゃん!もうお見舞いの時間は終わってるわよ!
早く帰りなさい!!」
優「えぇ~!病室についていくだけならいいじゃん!!」
看「ダメです!帰りなさい!」
珍しく強い口調で言われた優香は下を向いて立ち尽くしていた
翔「優香、また明日……っておい(汗)」
優香は俺の話を聞かず、俺の背中にまわって抱きついてきた
翔「優香、一旦はな「離さないから……」
いつも以上に抱きしめる力を強める優香
看護士さんはそれを見て、溜め息をついて言った
看「しょうがないわね……
部屋についてくるだけよ、分かった?」
優「…………」
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