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翔「………んっ、」
俺はなぜか目覚めがよく、早く起きてしまった
優香は隣でまだ寝ている
俺は繋いである手を離して、ベッドを出た
俺はカーテンを開け、外の景色を見るとそこにはバスケのコートがあった
翔「行ってみっか…」
俺は優香と遥を起こさないようにこっそりと病室を出て、バスケのコートに向かった
コートの前にはボールが1つあったので俺はそれを拾ってコートの中に入った
早速ドリブルを始めシュートを打った
ボールはきれいな放物線を描き、ゴールの中に吸い込まれていった
翔「最近全然できなかったなぁ……」
俺は時を忘れ、ずっとボールをついていた
?「おぉ~い!!」
少し離れた場所から声が聞こえたので振り向いてみると
そこには遥がいた
翔「遥………」
遥「おはよぉー(笑)」
そう言いながら遥はコートの中に入ってきた
遥「ニノにさ、もう1つ聞きたいことできちゃったんだけどいい?」
俺はバスケのことだろうなと思い、遥に言った
翔「ああ、バスケは中学までやってたんだ!
今は「ニノってさ!!」
遥は俺の声を遮り続けた
遥「ニノってもしかして中学の時も、呼び名があったんじゃないの!?」
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