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翔「全然気にしなくていいよ!
それより、朝言ったら話したいことってなに?」
少し真剣な顔をしながら言うニノ
遥「夜でもいいかな……
誰にも聞かれたくなくて……」
申し訳なさそうに言う私にニノは笑顔で『分かった』と答えてくれた
ニノは相変わらず優しすぎる
彼女でもない女の子をかばってくれる
嫌々ではなく、ちゃんとかばってくれる
そんな優しく、人望も厚いニノがたまらなくかっこよく見えた
だからこそ、そんなニノだからこそ
支えてほしい
また1人になるのは嫌
もう裏切られるのは嫌
そんな事を考えていると先生が来た
どうやら、ニノはもうバスケもできるくらい元気だということで日曜日には退院すると決定した
私もニノと同じ日曜日に退院と言われ、2人でハイタッチをして喜んだ
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