418人が本棚に入れています
本棚に追加
/637ページ
優「…………よ」
私は我慢できず、翔の顔を見て続けた
優「別れるなんて絶対嫌だよ!!
そんな気持ちがあるなら別れないでよ!
そんなに私のこと好きでいてくれてるんだったら、もっと隣にいて私のわがまま聞いてよ!!」
翔「優香、お前聞いてたのか……」
翔は寝てると思っていたので、少し驚いた表情をした
優「聞いてたよ!
私が1人でも歩いていけるって、翔は全然私のこと分かってないよ!!
私が、私がいつも笑顔でいれたのは……」
私は少し間を空けてゆっくり続けた
優「翔が隣にいてくれたから……
翔がいつも私の心を満たしてくれたからなのに……」
翔「優香………」
翔はゆっくり私の頭をなでてくれた
優「決断に迷ってるなら、帰ってきて……
誰よりも翔が必要なの……」
私は翔から離れて家を出て行った
外に出ると、寒そうにしながら静君が立っていた
静「どうだったんだ?」
優「みんなの前でちゃんと話す
だから、今は帰ろ…」
最初のコメントを投稿しよう!