~翔と優香~

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優「…………よ」 私は我慢できず、翔の顔を見て続けた 優「別れるなんて絶対嫌だよ!! そんな気持ちがあるなら別れないでよ! そんなに私のこと好きでいてくれてるんだったら、もっと隣にいて私のわがまま聞いてよ!!」 翔「優香、お前聞いてたのか……」 翔は寝てると思っていたので、少し驚いた表情をした 優「聞いてたよ! 私が1人でも歩いていけるって、翔は全然私のこと分かってないよ!! 私が、私がいつも笑顔でいれたのは……」 私は少し間を空けてゆっくり続けた 優「翔が隣にいてくれたから…… 翔がいつも私の心を満たしてくれたからなのに……」 翔「優香………」 翔はゆっくり私の頭をなでてくれた 優「決断に迷ってるなら、帰ってきて…… 誰よりも翔が必要なの……」 私は翔から離れて家を出て行った 外に出ると、寒そうにしながら静君が立っていた 静「どうだったんだ?」 優「みんなの前でちゃんと話す だから、今は帰ろ…」
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