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優「それは遥が翔に何かを言ったからでしょ？」
遥「まぁ、少し過去のことを話したぐらいかな……
だから優香と別れたんだと思ってたんだけど、どうなの？」
優「それは翔が決めること、私が判断していい内容じゃない」
遥「そうだね(笑)
私のこと優香からしたらニノのこと全く知らない女って思われるかもしれないけど、絶対負けないから！
だから、どんな結果になっても文句なしだからね！」
優「私だって、翔が遥を選ぶなんてこれっぽっちも思ってない
だから負けない……」
私がそう言い終わると、遥が電話を切った
麻「ん～～、病院と電話の感じからしても表裏があるようには思えないけどな……」
拓「だとしたら、遥ちゃんは本当に何か辛いことがあったことになるな……
そんなことを知ったら」
明「ニノ君がほっとく訳ないよね」
静「ったく、だからって大森のこと考えたらそっちにいくべきではないだろうが……」
優「翔は思ったことはすぐ実行に移しちゃうからね……
でも私は信じるよ、翔のことを」
そう決意した私に
早くも翔を賭けたイベントが開かれることをまだ知る由もなかった
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