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翔「何でついてきたんだよ？」
優「えっ、だめだった？」
私が不思議な顔をすると、翔は呆れた顔をして言った
翔「別にだめじゃないけど、郵便局の前のポストだったら
今からじゃ確実に遅刻だぞ？」
優「それ言ったら、翔だって遅刻でしょ？
仕方ない彼氏に優しい私がついていってあげるの！！」
翔「ったく、わがままな彼女だこと……」
そう言い微笑む翔を見て私はほっとした
優（昨日のあれが嘘みたいだな……
普通に話せてるし、嬉しいなぁ(笑)）
そんなふうに翔と並んで話しているとあっという間に郵便局に着いた
翔は手紙をポストに入れて腕時計を見る
翔「やっぱり遅刻だ……」
優「まぁまぁ、２人で怒られようよ(笑)」
笑顔で言う私は見て、翔はいきなり私の手を掴んで学校とは違う方向に進んでいった
優「ちょ、ちょっと翔！？
学校反対側だよ？」
翔「今日は休む……」
そう言って翔はどんどん前に進んでいく
いくら私が何を言っても翔は返事もせず、前を歩いていた
気がつくと、だんだん翔の家に近づいているのが分かった
翔「ごめん、今日は優香とゆっくりしたいから……」
そう言い翔の家に着き、鍵を開け家に入っていった
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