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あれからどれくらい話しただろう
お昼もコンビニで買って、それからもずっと話していた
何時間もずっと話だけしかしてないのに話が尽きることはなかった
翔はケータイの時間を見て言った
翔「そろそろ時間だね……」
優「えぇ～、もぉ～～」
私は少し甘えた声で言った
翔が『じゃあ、もう少しだけな』と言ってくれると思ったから
でも翔は
翔「最後に悔いのない楽しい時間を過ごせてよかったよ」
と言った
その言葉で私の笑顔が一瞬にして消えた
優「えっ、最後……………？」
翔「昨日ずっと考えてたんだけど、やっぱりこの道しかなかった…
ごめんな………」
翔は下を見ながら低い声で言った
優「嫌だよ………
別れないって昨日何回も言ったじゃん！！」
翔「ごめん………」
翔は少し泣きそうな顔をして言った
優「翔、私のこと好きじゃないの？」
翔「…………うん」
優「そう思うなら、ちゃんと私の目を見てよ……」
そう言うと翔はゆっくり顔を上げた
優「もう１回聞くね……
翔は私のこと好きじゃないの？」
翔「…………うん」
さっきと同じ返事をした翔
でも目を見て言った翔は一瞬左を見た
優「左…見てたよ……」
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