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翔「通してくれ」
翔がそう言い、少し経つと遥が入ってきた
遥「ニノ！今日学校さぼったでしょ？
だめだよ、しっかり授業受けなくちゃ！」
翔「わりぃな、どうしても最後の悔いのない時間がほしくて………」
遥「ってことはつまり……」
目を輝かせている遥に翔は言った
翔「ああ、付き合おう俺たち……」
優「！！！！」
遥「やったぁー！
これからもよろしくね、ニノ！」
笑顔で翔に抱きつく遥
優「ちょっと待ってよ………」
私はゆっくり立ち上がり翔に言った
優「翔、私１人になっちゃうの？
翔、離れていっちゃうの？」
翔「…………優香には、もっといい人ができるよ
優香前に言ってたよな、『出会いがあるから別れがあるんじゃなくて、別れがあるから出会いがあるんだ』って…………」
私は荷物を持って翔の家を飛び出した
翔のこと信じてたのに
翔のこと誰よりも大好きだったのに
優（全てがもうどうでもいい）
そう思いながら、私は走っていると誰かとぶつかった
?「いってぇー！！
……って優香ちゃん？」
優「………拓君」
私は拓君を見た瞬間、意識を失った
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