~ミスコン~

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次の日、私はいつものように翔の家まで行こうとした 今は別れたからって、私の気持ちも翔の気持ちも変わってないから大丈夫だろうと考えていた 翔の家に近づくと、誰かが家の前に立っているのが見えた もちろん、誰が立っているのかも…… 遥「優香……」 優「…………」 私は何も言わず、遥の前に立った 遥「ニノを奪い取るみたいな感じになっちゃってごめん…… ニノにはどうしても「私もだよ!!!」 私は遥の言葉を遮り、続けた 優「私にだって、どうしても翔が必要なの!! 確かに私は遥に何があったのかは知らない…… でも、私にはそんなの関係ない!! 翔を思う気持ちなら、絶対負けないから……」 そう言い私は、走って学校まで向かった 優(負けない… 絶対負けない……)
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