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優「結衣ちゃん……」
私は、翔を信じてくれている人が１人でもいてくれて嬉しかった
拓「結衣ちゃんの言う通りだぜ！
みんなが知ってるニノはそんな簡単に大好きな人を見捨てるような奴だったか？」
女2「でも、現にニノ君は遥と付き合ってるじゃん……」
男1「そうだよ！仲いいからって庇おうとすんなよ！
このクズやろうをよ……」
その発言に拓君はキレてその男子の胸ぐらを掴み言った
拓「んだと、てめぇ！！
もう１回言ってみろよ！！(怒)」
男1「だって、そうだろうがよ！！！」
拓君とクラスメートが殴り合いのケンカをし出したのを、みんなで必死に止めていた
翔は全く気にせず、ケータイをいじっていた
優「翔…みんな、翔のためにケンカしてるんだよ……
私、こんなの見てられないよ……
翔だってそうでしょ？」
私は翔に正直な気持ちを言った
翔に気をとられていたからか、私の背中に男子がぶつかってきて
私は派手に床に倒れてしまった
優「キャァ！！」
男2「ちぃ、どけよ大森！！」
優「ご、ごめドガン！！！！！
すごい音がした
今まで、騒いでいたみんなが静まり返るほどに
私も音がした方を見ると、翔が自分の机を蹴り飛ばした音だった
優「翔？」
翔はゆっくり立ち上がり、私とぶつかった男子を思いっきり殴り飛ばした
男2「ぐわぁ！！
てめぇ、何すんだよ！！」
翔「それはこっちのセリフだよ……
謝れよ……
優香に謝れよ！！！！！」
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