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麻「もう負けられなくなっちゃったね……」
優「やっぱり、するんじゃなかったかなぁ……
リスクが高すぎるよ～(泣)」
静「でも勝てば、ニノは帰ってくるんだから！
プラスに考えていくしかないだろ？」
拓「それに、勝つ条件は『より上位』なんだから
何も優勝するわけじゃないんだ(笑)
優香ちゃんにだって、可能性あるよ！！」
結「マイナスに考えとったら、遥ちゃんには届かへんよ(笑)」
優「みんな………」
遥の賭けをムキになって私は受けてしまった
私が勝てば、翔が戻ってくる
そう思うと、私は受けて立つしかなかった
男1「なぁ……」
１人の男子が私たちの所に来て言った
男1「お前たち、なんでそこまでニノを思ってんだよ……
ニノは他の女選んだんじゃねぇのかよ？」
拓「優香ちゃん、みんなにも話した方がいいんじゃない？」
優「うん、そうだね…
勘違いされたままだったら、翔がかわいそうだからね」
そう言い私は立とうとすると、静君が手を私の前に出し止めた
静「俺が話す……」
そう言い、教卓の前に立ち静君はみんなに言った
静「みんな、昼休みに悪いんだけど聞いてくれ……」
そうして静君は知っていること全て話した
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