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ニノはゆっくり口を開いて言った
翔「優香は誰にでも優しくて、誰よりも一生懸命で
時々わがまますぎる所があるんだけど、そこがたまかわいくて
すぐ泣くし、うるさいほどいつも元気だし、演技上手だし………」
ニノは急に何も言わなくなったので、ふとニノを見ると
ニノは下を向いていたが、涙が落ちているのが分かった
麻「ニノ君……」
心配そうに麻由が言うと、ニノは手で涙を拭き続けた
翔「笑顔が誰よりも明るくて…
いつまでも………
いつまでも俺の心の中にいる、すごいやつ…………」
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静「そう言ってたよ(笑)」
優「翔がそんなこと…………」
私はその話を聞いて、ますます翔に会いたくなった
麻「静ちゃん、そろそろ……」
静「ああ、分かってる………」
そう言い2人はベンチから立ち私に『ここで待ってろ』とだけ言って公園を去っていった
優「うぅ~~、寒いなぁ~~」
そんなことを思いながら、ベンチに座り縮こまっていると
?「ほらよ……」
と言い誰かが私の頭にコートを乗っけてきた
私は声だけで、当然だが誰だか分かってしまった
それと同時に嬉しかった
優「うん、ありがと………翔(笑)」
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