~ミスコン~

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優「なんか震えが止まらないなぁ………」 私は登校途中かすかだが、手が震えていた やっぱり、翔を失うことを考えると怖くなる 私はふと顔を上げると、そこは翔の家だった 優(あぁ~あ、翔が今出てきてくれたら震えがと「いってきまーす」 そう言って、何の偶然なのか翔が家から出てきた 優「しょ、翔ぉ!!!」 翔「優香………」 翔は私が呆然として動けないのを見て、笑いながら言った 翔「あははははぁ、何やってんの(笑)? そんなびっくりした顔して(笑)」 優「だ、だって///////////(恥)」 私は顔を赤くして下を向いてしまった そんな私の頭をなでながら、翔は微笑んで言った 翔「静から聞いたよ、ミスコンの代表なんだって?」 優「う、うん、まぁね………」 翔「まぁ、がん「にぃ~のぉ~!!!」 翔の言葉を遮る声がしたので、その声の方を見てみると そこには遥が手を大きく振っていた 翔「わりぃ、優香!また学校でな(笑)」 優「あっ、翔!!」 私が呼び止めたにも関わらず、翔は遥の所まで走っていった 私はその背中を見ていることしかできなかった
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