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司「それでは気を取り直して、最終競技を始めたいと思います！！！」
「わぁ～～～～！！！」
優「じゃあ結衣ちゃん！頼むよ(笑)」
結「任しといて！！」
そう言い私たちはハイタッチをしてステージに向かった
ステージの真ん中に立って、ふと２階を見るとそこには翔や拓君、静君がいた
優（翔……
私に力をちょうだい…………）
司「それでは、大森 優香さんの特技発表よろしくお願いします！！」
そう言い、司会者は私に合図を出した
私はマイクを取り、一息ついて言った
優「私は、同じクラスの結衣ちゃんの力を借りてある歌を歌いたいと思います…」
そう言うと、結衣ちゃんはピアノのイスに座り私にOKサインを出した
私は頷き再び前を見て続けた
優「私には、このミスコンでどうしても勝たなきゃいけない理由があります…
そのために、そしてみなさんのためにも力一杯歌わせていただきます…
聞いてください……」
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