第一章

10/17
前へ
/46ページ
次へ
その日はそこで別れて家へ帰った 俺は今日の事を思い出し、ゆきこに告白された事実に驚きながら眠りについた 次の日は雨でちょっと早めに家をでた。学校に着くと今日もりょうへいはなぜか上半身裸で騒いでいた 「おはよう、ゆうすけ。」 「おはよう、で、今日はなんで上半身裸なんだ」 仕方なく理由を聞いてやる事にした俺にりょうへいは待ったてましたと言わんばかりに説明し始めた 「今日は雨に濡れて朝早いうちに制服をかわかしてたんだよ。んでついでに俺の華麗な肉体を見せて上げてたんだ」 雨に濡れるとかとことんアメェーやろうだなケホンケホン おっと今日も取り乱してしまったようだ 教室でしばらく授業の予習をしていると、今日も廊下がザワつき始めた 「ゆうすけ、ゆっきだぞ」 わざわざ俺に言う意味あんのか。と思いながらも顔を上げる俺には敗北感がこみ上げてきた 顔を上げるとゆっきと目が合い昨日の事を思い出した俺は恥ずかしくなった
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加