第一章

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放課後の教室に夕焼けが照りつけるなか俺は目が覚めた。 「やっと起きたのか。ったく どんだけ寝れば気がすむんだよ」 そう言ってきたのは小学校の頃からの変態であり悪友であり親友の 『山口 りょうへい』である。 「もう放課後か。ってか俺いつから寝てた。」 「昼からずっとねてた。よくそんなんで常に学年トップ3位にはいれるよな」 そんなこと言っても寝ている俺を今まで起こさず待っててくれたんだから、こいつは悪いやつではない。まぁ変態ではあるが 校舎を出ると夕焼けが照りつける中グラウンドで野球部とサッカー部がスゴイ緊張間で練習していた 「あいかわらずスゲぇな~」 そういっているりょうへいの方を見てみるとグラウンドの隣のテニスコートを見ている 「あいかわらずスゲぇ~可愛い子ばっかり」 こいつの変態ぶりを再確認した俺は歩きだした 隣で愛やら恋やらの話しをしているりょうへいを無視して俺は綺麗な夕焼けを眺めながら歩いていた。 そしていつもの橋の手前でりょうへいとわかれた
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