第一章

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りょうへいと分かれると辺りは夜になっていて月明かりが一面を照らしていた 橋の上を歩きながら綺麗な月を見ていた ふと橋の上を見て俺の胸がハネ上がった 橋のしたで女性が涙を流していていた そんな月明かりに照らされている彼女が不謹慎にも俺は美しいとおもってしまった どれくらい彼女を見ていただろうか ふと彼女が顔を上げ、俺と目があってしまった 俺はどこからか湧いてくる罪悪感に駆られ、急いでその場を後にした 家に着いた俺はなぜかあの橋のしたの女性が頭から離れないでいた あの子は誰だろう。なんで泣いてたんだろう。全く知らない人なのになんだか気になって仕方なかった
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