第一章

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昼からの授業は彼女の用事がなんなのか気になって集中できなかったし、なんだか眠ることもできなかった あっと言う間授業が終わり、りょうへいと一緒に教室をでた まだ日は明るくこれから夕焼けが綺麗にでてくるだろうと思いながら今日も愛について熱く語っているりょうへいを無視しながら一緒に歩いていた 「じゃあなゆうすけ。明日も愛について語ろうぜ」 俺は一度も語った記憶がないんだがな。そう思いながらも友達思いの俺は「じゃあな」と言ってりょうへいといつもの橋、峠橋の前にで分かれた。 約束通り橋の下に行ってみるとそこにはまだ誰もいなかった 学校終わってすぐ来たから俺の方が先に着いてしまったのか。そう思った俺は彼女を待とうと思い近くにあったベンチに座っていた それにしても話ってなんだろう。昨日の橋の下で泣いていた事だろうか。ま、来たらわかることだしいっか そう思っていると俺はいつも間にか睡魔に落ちていた
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