第一章

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「あ、あの。いきなりで悪いとは思っているんですけど、どうしてもいいたくて」 そう恥ずかしそうにモジモジしている彼女を思わず可愛いと思ってしまった 「別に桜井さんのことは嫌いじゃないけど正直、桜井さんのことあまり知らないし、いきなり恋人になるのは」 彼女は悲しそうな顔をして続けてきた 「じゃぁまず友達として仲良くなって行きませんか」 と不安そうな顔で俺の方を見て来た。 断る理由がかくむしろ学校のアイドルと友達になれると思って快く承諾した すると彼女は嬉しそうに「よろしく」と言って来た 「じゃあ友達記念に私とメアド交換してもらってもいい。それとできれば私のことゆきこって呼んで」 メールアドレスを交換するとゆきこは笑顔を浮かべていた 「じゃぁ改めてよろしくね、ゆきこ。」 「こちらこそよろしくね、ゆうすけ。」 そう笑顔で言った彼女は夕日に照らされていてとても輝いた笑顔だった
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